i+i設計事務所 飯塚豊さん×オーガニックスタジオ新潟 相模稔さん コラボ第3弾|ハイサイドライトから光が差す「京王のレジデンス」

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鈴木 亮平

新潟市在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。

今回インタビューしたのは、株式会社i+i設計事務所の代表 飯塚豊さんと、オーガニックスタジオ新潟株式会社の代表 相模稔さんのお二人。

飯塚豊さんは東京都新宿区西新宿に事務所を構えており、『間取りの方程式』『新米建築士の教科書』の著者としても有名です。

新潟市西区山田にあるオーガニックスタジオ新潟株式会社は、2009年に創業したアーキテクトビルダー。代表の相模稔さんは「オガスタ新潟相模社長の家づくりの知識」を運営する建築系ユーチューバーとしても活躍しています。

2017年竣工の「笹口の家」で飯塚さん設計×オーガニックスタジオ新潟施工の初めてのコラボレーションを行い、その後2018年竣工の「中野山の家」で2回目のコラボを実施。

その後しばらく時間があき、今年2023年11月に3回目のコラボとなる「京王のレジデンス」が完成しました。

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東京で設計事務所を運営する飯塚豊さんと、新潟市で工務店業を行うオーガニックスタジオ新潟。この2社がどのような経緯で協働をするようになったのか?そして、協働によってどんな付加価値が生まれているのか?

完成したばかりの「京王のレジデンス」で、飯塚豊さんと、オーガニックスタジオ新潟代表・相模稔さんにお話を伺いました。

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出会いのきっかけはブログ

鈴木 では、よろしくお願い致します。基礎的な質問で恐縮ですが、設計事務所と工務店がコラボをする意義について教えて頂けますでしょうか?

飯塚さん 一般的に、工務店は施工力・技術力を持っているけど、その代わり設計力は弱い。一方、設計事務所は施工力・技術力は持っていないけど、その代わり設計力を持っている。お互いの欠点を補い合うことにコラボをする意義があります。

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飯塚豊さん/株式会社i+i設計事務所 代表。1966年東京都生まれ。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、都市設計研究所、大高建築設計事務所を経て、2004年にi+i設計事務所設立。法政大学デザイン工学部建築学科「構法スタジオ」兼任講師。工務店設計塾(新建ハウジング主催)塾長。著書に『間取りの方程式』、『新米建築士の教科書』がある。

ただ、オガスタさんの場合は工務店だけど高い設計力も持っている。そうなると、コラボする設計事務所としては、一般的な設計力以上のものが求められます。

相模さん 飯塚さんと初めてコラボしたのが2017年の「笹口の家」ですが、設計を依頼するだけでなく、それ以来ずっと、飯塚さんには当社の設計顧問をして頂いているんですよ。それによってうちの設計技術が向上している。そこも協働をする意義ですね。

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相模稔さん/オーガニックスタジオ新潟株式会社 代表。1967年新潟市西蒲区(旧巻町)生まれ。青山学院大学経済学部を卒業後、ドイツで塾講師を2年経験。その後、住宅FC本部、木造ハウスメーカーの営業マンを経て、2009年オーガニックスタジオ新潟を創業。建築系ユーチューバーとしても活動しており、自身のチャンネル「オガスタ新潟相模社長の家づくりの知識」は登録者数2.4万人超(2023年12月現在)。

飯塚さん 月に数回、オガスタの設計者から図面をメールで送ってもらい、それに対してのアドバイスをメールで返しています。初期の頃は図面に赤字を入れることもしていましたが、今は基本的に言葉だけで返すようにしています。

鈴木 今回飯塚さんとオガスタさんでコラボする家づくりは5年ぶりになるかと思いますが、アドバイザーとしてずっと継続的にやり取りを続けていたんですね。そもそもどのようなきっかけで一緒に仕事をするようになったのでしょうか?

相模さん 飯塚さんは元々ブログを運営していたんですよね。『住まい手の立場から住宅を考える。』というタイトルのブログで、私がハウスメーカーの営業をやっている時に見つけて読んでいました。

その後、2009年にオーガニックスタジオ新潟を創業してすぐに私はアメブロを始めたんですよ。当時ダントツで面白かったのが建築エコノミストの森山高至さんのブログで、そこにコメントをしたりして、最初に森山さんとつながりができました。

飯塚さんは森山さんと同じ早稲田大学の建築学科出身で1学年下の後輩。二人がとても仲良しだということを知り、ブログを通して飯塚さんともつながるようになりました。なので、飯塚さんとはコラボをする何年も前からつながりがあったんです。

ちなみに著名な建築家の方とのつながりは他にもあったんですが、コーチとしてお迎えするなら飯塚さんしかいないと思っていました。ロジカルに説明する能力が高いからです。

飯塚さん 工務店との付き合い方は設計事務所によって違っていて。人によっては建築家のカラーを売るやり方もあります。私の場合は、「オガスタさんだったらオガスタさんらしさをいかに出すか?」に力を入れてやっています。今5社の工務店と顧問契約を結んでいますが、全国どこも一緒じゃ面白くないですから。

 

2度目のコラボでエコハウス大賞のグランプリに

鈴木 最初のコラボ住宅である「笹口の家」のお話を聞かせて頂けますか?

切妻屋根が印象的な「笹口の家」の外観(写真提供:オーガニックスタジオ新潟株式会社)

飯塚さん まだ面識がない頃に相模さんからコラボの相談のメッセージをもらっていて、そこに前向きな返事をしたところ、相模さんがブログで私とのコラボ企画の募集を始めたんですよ。それで「笹口の家」のお施主さんが申し込みをされて始まりました。私からは正式に承諾をする前だったんですが、面白いから乗っておこうかなと。その時の相模さんはかなり強引な感じでした(笑)。

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相模さん そうそう。先に既成事実をつくってね(笑)。元々、森山さんと私の連合軍で「現代数寄屋」をやろうという企画があり、その対抗馬として飯塚さんとオーガニックスタジオ新潟のコラボ企画も同時に募集を始めたんですよ。結果、飯塚さんの方に声が掛かりました。

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飯塚さん 「笹口の家」のお施主さんは一級建築士資格を持っていて、かなり具体的なイメージをお持ちでした。描いていたスケッチを見せてもらうと、スキップフロアだったんです。スキップフロアは耐震性能が取りにくいため、構造設計事務所と連携して、2×10をベニヤで挟むモノコック構造の屋根をつくったりしました。

「笹口の家」の2階リビング(写真提供:オーガニックスタジオ新潟株式会社)

それから「新潟らしい家とはどういう家か?」というところを考えながら始めた家づくりで、玄関は落雪の心配がないように妻入りにしたり、雪国ならではの微妙なニュアンスを考えながら設計を行いました。

鈴木 そして、その年に第2弾の「中野山の家」の計画が始まったんですよね。

杉板の外壁と列柱が美しい「中野山の家」の北側ファサード(写真提供:オーガニックスタジオ新潟株式会社)

飯塚さん 「中野山の家」のお施主さんは、「笹口の家」のお施主さんとは逆に、「リビングにグランドピアノが置ける暖かい家」という要望だけで、それ以外は完全にお任せをされる方でしたね。

相模さん お施主さんは、飯塚さんの提案に対して「キャー!」と言いながらすごく喜んでいて、ファーストプランに対して特に追加の要望などもなくそのまま進んでいきましたね。あと、この家で「日本エコハウス大賞」を取ろうと戦略的に考えて、実際に日本エコハウス大賞2018のグランプリを取りました。

勾配天井で上下階が一体につながる「中野山の家」のリビング(写真提供:オーガニックスタジオ新潟株式会社)

飯塚さん グランドピアノが居間の中心に置かれるため、自ずと平面が大きくなることが分かりました。そうすると断熱が不利になるのですが、大屋根で覆うことで表面積を抑え、熱損失が少ない建物にしています。

アントニン・レーモンドの建物を想像しながら、大屋根の形を考え、家のどこからでもピアノを眺められるように設計をしました。

 

60坪の敷地で叶えた、ゆとりある邸宅

鈴木 では、ここから今回完成したこの「京王のレジデンス」について教えて頂けますでしょうか?お施主様からはどのようなご要望があったのですか?

飯塚さん お施主さんご夫婦は海外に住んでいた経験もあり、全体的な雰囲気としては、海外のゆったりとした家をイメージされていました。それから、トレーニングルームやランドリールームが欲しいといった、具体的な要望が多くありましたね。

「ラグジュアリーな邸宅」という言葉は使われていませんでしたが、頂いた要望書を見てお話を伺っていると、一般的な住宅よりもずいぶんと大きい家になることが想像できました。

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しかし、土地自体は60坪程度と、大邸宅を建てるにはコンパクトな敷地です。そのため、土地を目いっぱい使って建てざるを得ない。その制約の中で、どのように豊かな空間をつくるか?というのがテーマになりました。

それで、建物をえぐり取ったような中庭をつくったり、ハイサイド(高窓)から光を採り込んだりしています。

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相模さん お施主様の要望から、富裕層向けの住宅情報誌に掲載されるような邸宅がイメージできました。うちでは、そのような邸宅を望むお客様はあまりいらっしゃらない。今後そのようなお客様からの受注を増やしていくためのスタートにしたいという思惑もありました。

その上で、私がイメージしていたのは「石を張らないラグジュアリー」。邸宅の写真を見ると内装に石を張って高級感を出している事例が多く見られますが、そうではない方向性を目指したいなと。

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飯塚さん あと、オガスタさんは温熱環境の分野では行くところまで行っているんです。次に目指すところは、視覚的な環境をどうするか。

インテリアで心地よさを出すのはすごく難しくて、それをどうつくるか?というのが今回の設計のポイントでした。そのために「広がりをつくりながら、ちゃんと居場所もつくること」を意識しています。

相模さん これは飯塚さんの著書『間取りの方程式』で「フレーミングの法則」という言葉を使って説明されていますが、上から横から多彩な光を入れるという飯塚さんの窓の配し方のメソッドですね。

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飯塚さん そうですね。あと、必ず空間の端っこに窓を設けるようにしています。入り隅は3方向が壁と天井に囲まれてしまい、どうしてもうっとうしさが出てしまいます。そうならないようにコーナーをシュッと外してあげるような感じですね。

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それから、動線の行き止まりになる場所に窓を設けることも意識しています。そうすることで視線が抜けて、そっちに行きたい気持ちが出るからです。

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相模さん 飯塚さんは設計意図を全て言葉で説明できますよね。

飯塚さん でも実はすごく感覚的に設計しているんですよ(笑)。

相模さん それでも必ずロジカルな言葉で説明ができる。だからコーチングをお願いしているんですよ。

あと、プランニングをする時は「間取りは最後」としていますよね。断面を先に考えて、それをトコロテンのようにスーッと押し出して空間をつくり出すのも飯塚さんのメソッドです。うちの設計では山田くんが一番影響を受けています。

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トコロテンの説明は、このまっすぐ伸びたロフトがある2階リビングを見ると分かりやすいですよね。高窓からの光がヒノキの小幅板風羽目板で仕上げた天井に反射しながら空間全体に回っているのが印象的です。

飯塚さん 全部説明して頂きありがとうございます(笑)。ちなみに、細い木を組み合わせてこのような小幅板にするのは、元々北欧で使われていた技法ですね。

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大きな空間に配された心地いい居場所

鈴木 先程「いろんな場所をつくってあげる」と話されていましたが、例えばリビングの右の3畳程のスペースなどがそれにあたりますか?

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飯塚さん そうですね。そこもひとつの「たまり」です。例えばお子さんがそこでプラレールをやるといったシーンが想像できますよね。ラグを敷いてくつろぐ場所にしてもいい。もちろんそこに家具を置いてもいいと思います。

鈴木 たしかに、リビングの一部でありながら、少し独立したスペースにも見えてきます。リビングの奥の壁と外の焼杉の黒が連続しているのも印象的ですね。

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飯塚さん 杉板の壁を黒くしているのは、そこに掛けられる大きなテレビを目立たなくするためでもあるんです。背景が白い壁ではテレビが主張し過ぎますし、そこに向かってソファを置くのが好きじゃなくて。ここでは、南側の窓の外を見てほしいなと思って設計しました。

鈴木 リビング部分が1段上がっているのも「居場所」をつくるためですか?

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飯塚さん そこは、隣のデッキの下に屋根を納める必要があって、デッキと室内の床の高さをそろえるために必要な段差なんです。奥様からは共感されない部分でしたが、ご主人が「領域ができて面白い」とおっしゃって、そのまま採用されました。

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また、エッグチェアが置かれている場所にはアップライトピアノが置かれる予定で、そこもひとつの居場所になります。

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相模さん ご主人は建築的な面白味を楽しんでくださる方でしたね。

飯塚さん 最初にご主人から頂いた要望書が、パワーポイントでつくられた何十ページにも渡る資料でした。そこにイメージ写真が貼られていたのですが、それを見ても建築に対しての関心の高さ、センスの高さが感じられましたね。

相模さん そういうセンスをお持ちで、且つ規模の大きい邸宅を要望される方だったのも、今回飯塚さんに依頼をすることにした理由です。一般的に工務店は邸宅を得意とする設計担当者が不足気味で、大手ハウスメーカーの方が得意としています。工務店が設計事務所とコラボすることが、規模の大きい邸宅を要望するお客様に対応をするための戦術になると考えています。

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中央の玄関から、短い距離であらゆる場所へ

鈴木 プランについてはお施主様から具体的な要望はありましたか?

飯塚さん それはありませんでしたが、要望書にははじめに総論が書かれていて、その後に各論が詳しく記載されていました。各論には具体的にどのような部屋が必要か?というのが書かれていましたね。

それから、自然素材や外とのつながりを楽しめることも要望書に書かれていて、オガスタさんの家づくりに共感していることが感じられました。

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鈴木 シンメトリックなファサードで、中央に玄関・廊下・階段が設けられ、その左右に空間が配されているのが特徴的ですね。

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飯塚さん 玄関を家の真ん中に置くのはうちがよくやる設計です。それによって動線を短くできるから。1階右手はご主人の部屋で、そこは運動が好きなご主人のトレーニングルームでもあります。

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左手は主寝室兼奥様の書斎ですね。

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全体を回れるループ状の動線にしているのもポイントです。

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それから、浴室・洗面脱衣室・ランドリールームは1階の奥に配していて、ご主人が外のトレーニングから帰って来た時に直接入れる入口も設けています。

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全体的にゆったりした空間をご希望されていたので、洗面台は広くつくり、浴室にはご希望されていたjaxsonのバスタブやレインシャワーを入れています。

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鈴木 タイル張りの浴室が素敵ですね。レインシャワーは海外のホテルのようです。

それから、建物の規模が大きいので、自ずとエアコンの数も多く配されているように思えますが、そのあたりはどのように考えられていますか?

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飯塚さん オガスタさんが普段やっているエアコン1~2台という設定にはこだわらずに、分散して設けています。2階はロフトに1台、リビングのデスクの下に1台。あとは1階の個室に1台ずつ設け、計4台を使って温度ムラが出ないようにしています。あと、換気は第1種の熱交換型を採用しています。

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温かみある自然素材をふんだんに使ったインテリア

鈴木 内部の仕上げは、やはり天然木などの自然素材が中心ですね。

飯塚さん 素材はオガスタさんが普段使っているものがベースです。床は幅広のラスティカルアッシュですね。一般的なアッシュ(タモ)よりも荒々しい表情をしています。

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壁はローラー塗りの漆喰がベースで、場所によっては黒く塗装した杉板を使用しています。

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収納等の面材はオークの突板で、リピートのないランダム模様のものを選んで使っています。造作デスクの天板はアッシュです。

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鈴木 階段やロフトの手すりもユニークですが、こちらもデザインしているのですか?

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飯塚さん そうですね。この家は手すりの数が多いので、ロの字にデザインしたものを使っています。ロの字の手すりはひとつひとつで完結しており、それが繰り返しになることでリズムを生むようにしているのがミソです。

 

これからのテーマは環境。街の雰囲気も整う家づくりを

鈴木 均整の取れたシンプルなファサードでありながら、中に入るとダイナミックな空間と小さな空間が入り混じり、多様な見え方があることに驚かされました。一つ一つの素材やディテールにもこだわりがあふれていて、写真を撮る際にはアングルを絞り込むのに苦労しました(笑)。日没後も素敵な雰囲気になりそうですね。

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では最後に、今後の飯塚さんとオガスタさんのコラボにおける展望などを聞かせて頂けますでしょうか?

飯塚さん 20世紀の建築は機能や性能を目標に進んできたと思うんですよ。それが21世紀の今は“環境”が目標になるんだろうな…と。家って建物の輪郭に囲まれた部分だけでなく、その外側までを合わせて考えていく必要がある。それがこの家の場合では、庭やベランダなどの中間領域だったりします。

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それをさらに広げていくと、建物の外側にある庭や塀、駐車スペースなどが含まれてきますが、そのような建物の周りの環境も整えていくことで、街全体の雰囲気も整えていけると思います。

オガスタさんは既にそこにしっかりと力を入れてやっていますから、今後一緒にさらに推し進めていけたらと考えています。

相模さん 私は飯塚さんと一緒にうちらならではの未来の住宅の在り方を提示していきたいですね。飯塚さんが話す「環境」を形にしていくために、来年か再来年あたりに日本の住宅業界にインパクトを与えるような作品をお願いしたいと思っています。飯塚さんとコラボをすることで、オガスタ単体では発想できないものをつくり出せますので。そして、コーチングも今後も継続的にお願いしたいと思います。

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2000年代~2010年代にかけてブログでの情報発信に力を入れてきた飯塚豊さんと相模稔さん。ブログがきっかけで始まった交流が、今では互いの強みを掛け合わせてより良い住宅を世に送り出す盟友関係へと発展。そのコラボレーションは続いています。

「自然素材の家で暖かく暮らす。」というタグラインを掲げ、独自の感性と設計力・技術力を組み合わせて高性能住宅をつくり続けてきたオーガニックスタジオ新潟。そこに飯塚豊さんの設計力が加わることで、さらにカバーできる領域を広げています。

今後2社の協働でどのような住まいが新潟に生まれるのか?そして、相模さんが今後本格的に力を入れようとしている“レジデンス(邸宅)”の展開にも注目したいですね!

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取材協力/株式会社i+i設計事務所 代表 飯塚豊さん、オーガニックスタジオ新潟株式会社 代表 相模稔さん

写真・文/Daily Lives Niigata 鈴木亮平

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新潟市在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。