自由に旅をするように働き、暮らす。「Living Anywhere Commons」とは?

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鈴木 亮平

新潟県聖籠町在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。

新潟市から約110km。高速道路を使って車で約1.5時間。

福島県磐梯町の磐梯山の麓にこの春オープンした、Living Anywhere commons会津磐梯を訪れました。

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https://livinganywherecommons.com/
FBページ→ Living Anywhere Commons

詳しくは上記のWEBサイトと下記のHUFF POSTの記事が分かりやすいです。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/lifull-kishahappyou_jp_5d3908eee4b0419fd337b73a

こちらのコンセプトはけっこう深くて簡潔に説明することは難しそうなのですが、部分的に簡潔に分かりやすく言うなら「宿泊施設付きのシェアオフィス」でしょうか。

場所を選ばずにテレワークで仕事ができる業種の個人や法人向けにつくられた施設で、個人の場合は月額25,000円を払えばワークスペースも宿泊施設(和室のドミトリー)も使い放題となります。
サブスクリプション(定額制)で使えるゲストハウス兼シェアオフィスと言ったところでしょうか。

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以前はホールとして使われていた場所をワーキングスペースにしている。なんと、非会員でも無料で使えるそうです。(2019年8月1日現在)

実は、ここ磐梯町だけでなく、伊豆下田にも拠点があり、会員はどちらの施設も使い放題。
今後拠点数を増やし、2023年度には全国100箇所に施設を設ける計画なのだそうです。
この施設は磐梯町の持ち物ですが、施設を運営しているのは、不動産検索サイト「HOME’S」で知られる株式会社LIFULL。

場所を選ばずに仕事ができる人は、都会のオフィスに毎日通わずとも、このような自然豊かな場所で仕事ができるのではないか?という提案です。

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高原の風を感じながらテラスで仕事をするのもいい。利用者同士の交流も生まれやすい環境だ。

この考え方は実はもうそれほど極端なものではなく、否応なく拡がっていくはずなので、働き方が変わるとともに、住宅や不動産の概念を変えていくと思います。

例えば、都会でなければできないと思っていた仕事が、実は自然豊かな地方でも成り立つとなると、通勤など都市生活のストレスがなくなるのはもちろん、生活コストもかなり抑えることができます

都心への一極集中は今後も続くと予想されていますが、新しい概念や仕組みを選ぶ人は着実に増えていくのではないでしょうか。

つい数年前まで絵空事のようだったスマホ決済が、ものすごいスピードで普及し当たり前のものになってきているように、既成概念が塗り替えられるスピードが最近はかなり速くなっているのを感じます。

また、地方のうまく活用できていない施設を生かすことで、不動産を有効活用したり、地方経済活性化にも貢献できるのも面白いところです。(磐梯町のこの施設は、元々は企業の保養所として建てられたものだそうです)

今後、拠点が増えるほどに利便性が高まりますし、他社の参入も増えていくはずなので、今後の展開がかなり面白そうで目が離せません。

実際のところ「どこでも仕事ができる人」というのは限られていると思いますが、「部分的ならどこでも仕事ができる人」は多いと思います。

また、これから住みたい地域を探している人にとっても、ワインをテイスティングするように、街をテイスティングするような素晴らしい機会になるのではないでしょうか?

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鈴木 亮平

新潟県聖籠町在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。