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鈴木 亮平
新潟県聖籠町在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。
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玄関ドアを開ければ、そこは事務所利用できそうな土間空間。
目の前はモルタル仕上げの壁。その左右は奥へと伸びる空間になっていて、その向こうからは自然光が漏れています。
こちらは新潟市中央区鐙にある、築43年の賃貸マンション「コーポ南沢」の一室です。
かつては細かく間仕切りされた2LDKの間取りでしたが、一度スケルトン状態にしてから造り直しています。
特徴は「センターコア」。
そう、コアのある住まいです。
「コアのある住まい」…。なんとノスタルジックな響きなのでしょう。
故・増沢洵氏の「コアのあるH氏の住まい」(1953年)を想起させますね。
部屋の中央部に浴室、トイレ、キッチンを固め、その周囲に空間を作るという大胆な設計手法。
コアによって隔てられた奥は12畳の空間ですが、これはもうホテルのように潔くベッドを中心とした家具レイアウトにしてしまうのがベストでしょう。
オフィス兼住宅としても良さそうですし、寝室を備えたオフィスという新しい概念も感じられます。
増沢洵氏の「コアのあるH氏の住まい」から約70年を経た2022年。
まさか、「コアのある住まい」を新潟市内の賃貸マンションでお目にかかれるとは思いませんでした。
詳しくはぶっけんFOCUSにてご覧ください。
※なお、2022年6月24日現在、このお部屋の募集は終了しています。
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