浮遊するダンススタジオ。変形地に立つスキップフロアの家

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鈴木 亮平

新潟市在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。

演劇人の夫とダンサーの妻が選んだ変形地

新潟市西区の小高い丘陵地。内藤さん夫婦が暮らす家は、三叉路に面して立っており、北・東・南の3方向が道路に囲まれている。

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建物左側はガルバリウム鋼板で仕上げられた総2階で、右側はピロティの上に杉板で覆われた小さなボリュームの箱が載っている。

36坪の台形というクセの強い敷地を有効に使うために導き出された形だ。

大学時代は共に音楽科で学んでいたという内藤さんご夫婦。夫の陽介さんは企業に勤めながら新潟市内の劇団「Accendere(アッチェンデレ)」に所属し、演劇をライフワークの一つとしている。

一方、妻の七菜さんは、普段は企業で勤めながら、上越市のベリーダンスサークルに所属し活動を続けてきた。現在は妊娠中でダンスはお休み中だが、共に芸術活動に親しんできた夫婦である。

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「僕は演劇を、妻はベリーダンスをやってきたので、結婚してからも週末はそれぞれ別々に過ごすことが多かったんです。それが2020年にコロナが広がるとお互い活動ができなくなりました。それで時間ができたのがきっかけで家づくりを考えるようになったんです。以前は近くのアパートに住んでいたんですが、暗くて寒くて湿っぽくて…。ストレスを感じながら過ごしていましたので」と、家づくりの経緯について話す陽介さん。

住宅会社に勤めるお兄さんから「いろいろな会社を見に行った方がいい」というアドバイスを受け、住宅情報誌やインターネットで調べながら気になる会社のモデルハウスや完成見学会に足を運んだ…


記事全文は、株式会社モリタ装芸様のWEBサイト内で公開しています。

【自由設計】浮遊するダンススタジオ。変形地に立つスキップフロアの家


内藤邸
新潟市西区
延床面積 92.58㎡(27.94坪)
構造 木造軸組工法
竣工年月 2021年5月
設計・施工/株式会社モリタ装芸

写真・文/Daily Lives Niigata 鈴木亮平

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鈴木 亮平

新潟市在住の編集者・ライター・カメラマン。1983年生まれ。企画・編集・取材・コピーライティング・撮影とコンテンツ制作に必要なスキルを幅広くカバー。累計800軒以上の住宅取材を行う。